まとめ買いしたCDを次から次に聞いてますが、やっぱりアントニオ・カルロス・ジョビンがイイ!!
あまりに良くって、ひっくり返りそうになる!!!
特にオーケストラのインストもの。
限りなく美しい。。。
おじさんのサビついた心も、切なさでよじれそうになる・・・。
ほとんどラベルやドビュッシーの領域に達した感あり。音楽の洗練の極みはブラジルに、そしてジョビンにあり!
面白かったのは、アメリカ・ショービジネス界の帝王フランク・シナトラとのデュオ・アルバム。今年5月にLP2枚分がCD1枚になって新発されました。時は1967年。ジョビンはまだまだ若い40歳。対するシナトラは52歳。押しも押されもしない大御所です。ジャケットの写真を見ても、シナトラがジョビンを威圧感たっぷりに「指導」しているのが分かります。ジョビンもおずおずと、出しゃばらず対応しております。
それでも、ジョビンの曲の存在感は圧倒的。クラウス・オガーマンの黄金アレンジもあって(後半はデオダード)、その世界は完全にアントニオ・カルロス・ジョビンのもの。
フランク・シナトラのシルキー・ボイスとボサノバが合うこと合うこと。時おり、あのシナトラでもリズムに乗り切れなかったり、音階が怪しくなったりしてるのはご愛嬌。
この勝負、完全にジョビンの勝ちであります!
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