やっぱり買ってしまいました。イエスのボックス・セット「The Studio Albums 1969-1987」。
その名のとおり、アトランティック・レコード在籍時のイエスの全スタジオ・アルバム12枚(CD合計13枚)をひとつの箱に収めたものです。
但し、音源は2003年にライノから出そろった定番リマスター盤をそのまま使用しており、ボーナス・トラックを含め丸っきり同一。当然に、久我としてはライノ盤を既に全部持ってるのに、なんでまた買ったの???
これには合理的理由が存在せず、自分でもまったく自分の行動が理解できません・・・。
何しろ、我が家には既にイエスがあふれかえっており、「こわれもの」はアナログを除いてもCD等で7枚。「危機」に至っては8枚も保有しております。イエスは全部買うって言ったって、いくらなんでもこれは過剰?しかも、リマスターも同じとくれば聞き比べる意味もない(念のため、元のライノ盤と今回のとを全部チェックしましたが、ロスレスのビットレートで多少差が出た曲もありますけれど、まぎれもなく同一のリマスターです・・・)。
となると、理由はロジャー・ディーンの箱とオマケのポスターということしかないことになりますが、まあそれでもいいや。全部で4000円ちょっとなんだし!
ちなみに、もともと期待してなかった「紙ジャケ」ですが、これはこちらの予想を超えてさらに粗悪です・・・。工夫なく印刷されたボール紙が乱暴に組み立てられ、ズレまくってしっかりジャケットの形にすらなっていないのもあります。当然インナー・スリーブ等は省略。そこに無造作に各CDが放り込まれています・・・。
つくづく、日本以外の方々はアルバム・ジャケットというものに感心が無いんだと思い知ります。もちろん、中にはマニアックに「紙ジャケ」にこだわるファンも世界中にいらっしゃるでしょう。でも結局これですからね・・・。大多数が「キレイで精巧なアートワーク」にゼンゼン興味がないことが良く分かります。もはや、安くて聞ければそれでいいんだ。これはもう国民性の違いとしか言いようがありません・・・。
尚、そうは言ってもレコード会社に注文したいのは、ライナー・ノーツ等を全部省略するのは我慢するけど、せめて、きっちり情報を載せたウェブ・サイトぐらい立ち上げろよってことです。Wikipediaでほとんど情報は入手できるとはいえ、それぐらいレコード会社の責務だろうと!
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