誰がなんと言っても無条件で大好きなカイリー・ミノーグ!
ただ最近の彼女は、とにかくセクシー路線をひた走り、アメリカ進出へのかなわぬ幻影を追い求めているような印象で、少々痛々しかったです。アメリカ以外は世界中を征服できたんだから、もうイイじゃない・・・。
だから、お願い。もうちょっと昔の、カワイイカイリーに戻ってほしい。でんど〜にとっては、2000年の「ライト・イヤーズ」あたりが限界です・・・。
ということで、この新作ですが、基本的には最近のセクシー・ダンス路線。アルバム・ジャケットもDVD映像も、これでもかとばかり迫ってきます。
ただちょっと違うのは、あっけらかんと健康的といいますか、単純に明るく楽しい。最近の、変に色っぽさを求めた暗めの思わせぶりな曲とか、そういう部分がほとんどありません。それがプロデューサー、スチュアート・プライス(マドンナなど)の考える「今」なのか。とにかく、カイリーが本来持つ「可憐な育ちの良さ」みたいなものが戻ってきて、とっても好感が持てます。ゆったりとシンプルなダンスビートで、飽きさせません。これは久々のおすすめです!
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