デヴィッド・クロスビーの新作ソロ・アルバム「Croz」は本当に素晴しいです。
透明感あふれるアコースティックな肌ざわりの中に、全盛期のクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)を思わせる重層的なコーラスがちりばめられ、そのサウンドは非常に現代的。
ずばり、CSN&Yの伝統を引き継いで21世紀に昇華させているのは、「まさにデヴィッド・クロスビーなんだ!」と言いたいぐらいです。
彼を支えるのは実の息子のジェイムス・レイモンド。1998年から「Crosby, Pever & Raymond(CPR)」というバンドで一緒に活動したこともあり、今回も親子のコラボはバッチリです。
72歳とはとても思えないしっかりしたヴォーカルを聞かせるデヴィッド・クロスビー。先日は心臓発作に倒れて皆を心配させましたが、なんとか手術も成功したそう。まだまだ元気に頑張ってもらいたいものですね。
それでは一曲聞いてみて下さい。マーク・ノップラーがギターでゲスト参加した「What’s Broken」:
おまけにCPRの映像もご覧ください。CSN&Yの「デジャ・ヴ」を現代的なパフォーマンスでよみがえらせてくれます。なんて素晴しいんでしょう!
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